国産木材にこだわった建築・施工/社寺建築の伝統技術を用いた近代建築

四季の便り 第5号(平成15年6月)

季節の花

しょうぷ 【(花)菖蒲 】 優雅な心・優しい心・伝言・熱心・あなたを信じます

アヤメ科の多年草。ノハナショウブの改良種で江戸時代から栽培される。高さ80センチメートル内外。葉は剣形で中央脈が著しく隆起。初夏、花茎の頂に紫・淡紅・白・絞りなどの大きな美しい花を開く。多くの園芸品種がある。単にショウプともいうが、サイトモ科のショウブとは別のもの。

住まいと健康

シーズン到来!カビ対策、徹底研究
うっとおしい梅雨。しとしと、ジメジメ、湿気が多い梅雨どきは、住いの環境も悪化します。梅雨どきは洗濯物を室内で干すことになりますが、湿気で乾きにくい。洗濯物を室内で干すと、室内湿度が10%上がるというデーターもあります。洗濯物を室内で乾かす場合は、除湿器を活用するのがお勧めです。除湿器を洗濯物の近くに置くと、洗濯物から発散される水蒸気が他の部屋に流れにくく、部屋もあまり湿気ることがありません。ところで、室内の湿度が高くなるとカビが発生しやすくなります。カビにとっての最適な環境は、湿度25~28度、湿度75%以上。室内でカビが発生しやすいのは、次のような状態です。

●ぬれやすく、汚れやすい場所
流し台の近く、洗面所、風呂場など。調理時に飛んだ総菜や汁、風呂場や洗面所での石けんの泡や人のアカなどの有機物は、カビの栄養源。ぬれた状態が長いほどカビは発生しやすく、繁殖しやすい。

●結露しやすく、ひえやすい場所
結露は、冬だけだと考えていたら大間違い。夏は湿度が高く湿気も多いので、ほんの少し温度が低い場所があると結露する。そのままにしておくと窓のガラスを抑えるパテが黒くなり、カビが発生する。

●空気がよどむ場所
押入や納戸、タンスや冷蔵庫など家具・家電機器が置いてある裏などは空気がよどみやすい。閉め切った所や家具の裏などは、空気の流れが少なく環境の変化が低いので、比較的低温になりやすく、湿りやすい。カビにとっては住みやすい環境である。

●湿気の多くなる場所
室内での洗濯物干しや加湿器の使い過ぎなどは、湿気を呼ぶ。カビは人が暮す温・湿度条件であれば成長できる。

換気と除湿でカビシャットアウト!
カビの発生を防ぐには、室内の換気と除湿の徹底が一番。除湿にはエアコンの除湿運転が最適ですが、エアコンはホコリと水滴でカビの発生源になりやすいので注意が必要です。こまめに清掃するのと、使用時には、始動時と停止時にそれぞれ数分ずつ送風運転すると良いでしょう。


●始動時に30分程送風運転でカビの胞子を飛ばし、開放した窓から外へ出す


●止める前も送風運転に切り替え、内部にたまった水滴を乾燥させる


●浴室使用後は、カビの栄養源になる石鹸かすなどをお湯で洗い流す


●雨の日は外の方が湿度が高いので、窓開けや換気はしない

住考会の提案

家の中から湿気を追い出すには
住宅内でカビやダニの発生が増えているのは、気密化した住宅の換気不足による室内の湿度の上昇が原因です。ダニ、カビは、家の中でアレルギ-を悪化させる原因として代表的なものです。湿度管理は、相対湿度50%が目標となり、60%以上を超えないようにすることが大切です。適切な湿度管理の基本は、①湿気の発生を抑えること、②湿気を速やかに排出することです。室内での主な水蒸気の発生源は、人体と燃料を除くと調理や洗濯物、植木鉢、水槽、浴室などです。
カビやダニの発生を防ぐためには、湿度を50%以下に保つ住まい方が必要です。具体的には次のような事項をチェックしてみてください。

お宅の湿気度チェック!
□ 湿度計があります。
□ 1日中,家を閉め切りにしていることはありません。
□ 室内を換気するときは,対角線方向の窓を開けるなど,
  効果的な換気をしています。
□ 炊事のときは,換気扇を回しています。
□ 湯沸器を使うときは,換気扇を回しています。
□ 鍋物をするときは,換気扇を回しています。
□ 入浴中,換気扇を回すか,窓を開けています。
□ 入浴後,浴室の壁が乾くまで,換気扇を回すか、窓を開けています。
□ 室内には、大量の鉢植えを置いていません。
□ 室内には、熱帯魚の水槽を置いていません。
□ 室内には、洗濯物を干していません。
□ 乾燥機(洗濯用、食器用、浴室)の排気は、室内に排出されていません。
□ 加湿器を必要以上に使用することはありません。
□ 窓ガラス、アルミサッシにできた結露は、ふき取っています。

あなたの「湿気に気をつけた住まい方度」は?
チェック数12以上 ランクA
立派です。お宅の湿度環境はかなり保たれているはずです。
今後もこの状態を維持していきましょう。


11~8 ランクB
少し気を許すとすぐにカビが顔を出します。
湿気対策で大切なのは継続していくことです。


7以下 ランクC
このままではカビやダニは増える一方。
室内から湿気を追い出すためにまずやれる項目から実行していきましょう。

皆さんのチェック数はいくつでしたか?家の中から湿気を追い出すために、やれる項目から実行に移してみましょう。
さらに詳しい診断をご希望の方はご連絡下さい。